代表理事 就任ご挨拶

2024年12月1日

半田手延べそうめん
協同組合
代表理事 北室淳子

平素より、半田手延べそうめんにご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。このたび、半田手延べそうめん協同組合の代表理事に就任いたしました北室淳子と申します。これからも皆さまとともに、半田そうめんの伝統を守り、地域の発展に貢献してまいります。

組合の使命と取り組み

半田手延べそうめん協同組合は、地域に根差した産業として半田そうめんの伝統を未来へ繋ぎ、地域全体の活性化に寄与することを使命としています。 品質にこだわった「入魂」ブランドを中心に、組合員それぞれの自社ブランドの支援、原材料の共同購入などを通じて産地全体の力を結集しています。また、私たちの宝である「半田そうめん」の商標を守り、つるぎ町ならではの自然環境を活かした麺づくりの技術を伝える役割を担っています。

先人への敬意と地域の誇り

半田そうめんは、つるぎ町の地形や気候を活かしながら、先人たちが手間暇かかる天日干し製法から始まって、工夫と努力を重ねて育て上げた産業です。その歴史と誇りを未来へ引き継ぐため、私たちはその価値を守り続けます。

今後の展望

組合では、製造現場の環境整備や組合員の皆さんが健康でいられるよう、そうめんに向き合える心の余裕を持ち続けられるような経営のサポートに加え、入魂ブランドの需要増加を見越し、商品の保管・管理を円滑に行うための専用倉庫を確保したいと考えています。これにより、安定した供給体制を整え、さらなる品質向上とお客様満足度の向上を目指してまいります。

また、ブランドイメージの向上にも積極的に取り組み、未来の世代にこの伝統を引き継ぐため、教育活動や地域貢献事業にも力を注ぎます。 引き続き、地域の誇りである半田そうめんを世界に発信し、皆さまとともにその価値を未来へつなげていきたいと考えております。

半田そうめんファンの皆さまへのお願い

半田そうめんがこれからも地域の誇りとして愛され続けるためには、皆さま一人ひとりのお力添えが欠かせません。組合員や地域の方々とともに力を合わせ、意見を出し合いながら、半田そうめんの伝統と未来を守り育てていきたいと思います。

結びに

つるぎ町と共に歩んできた半田そうめん。その価値をさらに高め、地域の発展に寄与し続けるために、私たちは全力で取り組んでまいります。今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

半田手延べそうめん協同組合
代表理事 北室淳子